政策・理念

私の政治理念

私の決意

 福岡市城南区の市議として30余年。その一日一日を、ただ一筋に「誰もが安心して暮らせる城南区づくり」に邁進してまいりました。この決意は、初めて市議に当選した日から一切ゆるがず、10期目に挑む今日もますます固いものとなっております。

 社会情勢の移り変わりが急激になり、私たちの暮らしを脅かす自然災害も増え、弱者に対するしわ寄せが益々厳しくなっている今日、今まで社会に貢献してこられた高齢者が笑顔で老後に向かい、次世代の子どもたちが健やかに育ち、それを取り巻くすべての人たちが安心して毎日を過ごせる街づくりに、これからも誠心誠意全力で尽くしてまいります。

市政に対する私の考え

 私の基本姿勢は、一言で言えば「市民のためになるか否か」です。高島市長率いる福岡市政が市民のためになるときには、全力を挙げてその先導役を務め、逆に市民のマイナスになると判断すれば、全力を挙げて阻止します。

 私の政治生命は、次の3つにかけております。

● 笑顔一杯の、元気な子どもを育てるために、子育て世代支援の社会基盤を充実させます。
● 皆様の税金が無駄に使われないよう、厳しい目を光らせて市政の未来を築きます。
● 一人ひとりの安心老後を築きます。

1. 随意契約47年間の入札制度を抜本的に改革しています。

 今まで福岡市では、全市の家庭・事業系のゴミ清掃、道路清掃、下水道管理、下水処理場管理、公園管理などが、し尿業者の転配対策事業として、指定業者に一任させる「特命随意契約入札」でした。そのため、競争原理の働かない高値発注が続いていました。47年間続いてきたこの悪弊を止めさせ、「競争入札制」の導入へと大転換させています。

2. 少子化防止対策は最重要課題です。福岡で独自の政策を。

 日本における直近の出生率は1.43となっており、このまま推移すると2050年には人口が1億人を割り込むことも想定されます。これは国力の衰退にもつながる重大な問題です。

 その大きな要因の一つが「育児にお金がかかること」です。そのためにも、子どもを多く産むほど生活費が安くなり、暮らしやすくなる具体的な施策が必要だと考えます。子どもが多いほど入居しやすくなる市営住宅の建設、児童医療の無料化、幼・保育園の定員増及び無料化、プールなど子ども施設の無料化などに、現在も鋭意取り組んでいます。これらの資金として、1に挙げた節税によるお金を充当できると考えます。

3. 元気な高齢者の活用を。

 昔に比べて、気力・活力が充実した高齢者が増えています。長年の知識や経験を豊かに持つ人生の達人たちを、“毎日サンデー”にしておくのは、社会的な損失です。病気や生活不安など困難な状況にある高齢者へのサポートはもちろん大切ですが、こうした元気な高齢者の皆様については、仕事や趣味を生かし、社会のために貢献できる生きがい対策の創出が、これから益々重要だと考えます。


福岡正常化宣言